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オフィスデスクの選び方とは?選ぶポイントやよくある失敗を紹介

2024-10-10

オフィスデスクは、日々の業務効率や作業の快適さを左右する重要なアイテムです。
適切なデスクを選ぶことで、作業環境が整い、集中力や生産性が向上します。

しかし、種類やサイズ、デザインなど、選択肢が多岐にわたるため、どのデスクが自分に合っているのか迷うことも多いでしょう。

今回は、オフィスデスクの選び方のポイントやよくある失敗を解説します。
オフィスデスク選びで悩んでいる方や、自分に適したオフィスデスクを選びたい方はぜひ参考にしてください。

オフィスデスクの選び方のポイント

適切なオフィスデスクを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、サイズ・形・シーン・デザインや色の4つの視点から、オフィスデスクの選び方について詳しく解説します。

【選び方その1】オフィスデスクのサイズ

オフィスデスクを選ぶ際、まず重要になるのがデスクのサイズです。デスクのサイズが適切でないと、作業スペースが不足して作業効率が低下することも考えられます。また、狭いオフィスに大きすぎるデスクを導入してしまうと、オフィス全体が使いにくくなってしまう可能性もあるでしょう。

オフィスデスクのサイズを決める際は、奥行、幅、高さの3つを考慮して選ぶのがおすすめです。

サイズの表記は一般的に下記で表示されます。単位としてはmmで書かれていることが多くなっています。選ぶ際にはどの部分がどのくらいなのかをしっかり確認するようにしましょう。


高さ:H

幅 :W

奥行:D


1.高さ(H)
デスクの高さは、正しい姿勢を維持するために非常に重要です。一般的にオフィスデスクの高さは720mm(72cm)とされています。

もともと、日本オフィス家具協会では、700mm(70cm)を高さの標準として推奨していました。しかし、日本人の平均身長が伸びたことや、外国人労働者が増えたことをきっかけに2011年に720mmへ変更されたのです。

多くのオフィスデスクが720mmを基準に、700mm〜750mmの高さになっていますが、日本人の標準体型だと高さ740mm以上のデスクは高いと感じる人が多いので、注意すると良いでしょう。さらに近年では座り仕事と立ち仕事を両方行える昇降式デスクも人気があります。

2.幅(W)
デスクの幅は、作業スペースの確保に直結します。幅が広いデスクを選ぶと、複数のモニターを設置したり、書類を広げて作業したりすることが可能です。

一般的には1200mm(120cm)〜1600mm(160cm)の幅が標準的ですが、必要に応じてさらに広いデスクを選択することも検討しましょう。特に、複数の作業を同時にこなす必要がある場合や、広い作業スペースを好む方には、幅広のデスクが適しています。
逆にオフィスが狭い場合や、デスクワーク中心の業務でない場合、多くのデスクを設置する必要がある場合は、幅の狭いオフィスデスクを選ぶのがおすすめです。

3.奥行(D)
オフィスデスクの奥行は、作業の種類やデスクの上に置く機器に応じて選ぶようにしましょう。

一般的なオフィスデスクは、700mm(70cm)を基準に、600mm(60cm)〜800mm(80cm)のものが多くなっています。ノートパソコンでの作業が多い場合は600mm以上、大きめのモニタを設置する場合は800mm以上の奥行があるものがおすすめです。パソコン作業と筆記作業を両立するときも、奥行が深いものの方が効率良く業務が進むでしょう。

ただし、オフィスのスペースに限りがある場合は、奥行を抑えたコンパクトなデスクを選ぶこともひとつの方法です。例えば、自宅のリビングでテレワークをするためのオフィスデスクを探しているなら、500mm(50cm)くらいのデスクも検討してみてください。

【選び方その2】オフィスデスクの形

オフィスデスクのサイズと同じくらい大切です。デスクの形を適切に選ぶことで、オフィススペースを有効活用し、業務の流れを円滑にすることができます。

オフィスデスクの代表的な形状として、以下のようなものがあります。

1.平机
平机は、最も基本的な形状のデスクです。主にパソコン作業や書類処理など、広く利用されています。

シンプルなデザインゆえに、オフィスのレイアウトに柔軟に対応できる、他の家具や設備との調和が取りやすいといったメリットがあります。機能性も高く、業務に適した机と言えるでしょう。
さらに、平机は必要に応じて他のオフィス家具と組み合わせることで、作業環境を最適化することが可能です。

2.袖机
袖机は、デスクの片側または両側に引き出しや収納スペースが設置されているデスクです。書類や文房具を近くに収納しておけるので、卓上が散らかりにくく、整理整頓がしやすいという利点があります。

例えば、引き出しに重要な書類をしまっておくことで、デスクの上を広く使えるようになり、作業スペースが確保できるでしょう。また、収納が一体化しているため、デスク周りの移動が少なくなり、書類や資料、備品を紛失するリスクが低下します。
袖机は機能性と快適さを両立させたデスクで、収納スペースが不足しがちなオフィスや、頻繁に物を出し入れする必要がある業務をする方に特におすすめです。

3.L字型
L字型デスクは、作業スペースを最大限に活用できる形状で、複数のタスクを同時にこなす必要がある場合に適しています。

L字型デスクのメリットとして、広い作業エリアが確保できること、パソコン作業や書類仕事を一度に行えることなどが挙げられます。プロジェクトマネージャーやクリエイティブ職のように、多くの資料や機材を扱う業務に向いているデスクです。
さらに、L字型デスクはオフィスの隅に配置することで、スペースを有効に活用できるため、限られたスペースを最大限に活かしたい場合にもおすすめします。

4.その他
上で紹介した3種類の他にも、さまざまな形状のデスクがあります。
それぞれの業務内容やオフィスレイアウト・オフィスの雰囲気などに応じて、最適な形状を選ぶようにしましょう。

例えば、ユニットデスクは複数のデスクを組み合わせて一体化させたもので、必要に応じて組み合わせ方を変更することができるため、テレワークなどで使用するのにもおすすめです。狭いスペースでも臨機応変に対応できるほか、収納の確保もできます。

可動デスクは、必要に応じてデスクの位置を移動させることができるのが特徴で、オフィスのレイアウトを柔軟に変更したい場合に最適です。特に、頻繁にレイアウトを変更するプロジェクトベースの業務や会議室などで活用できます。

必要に応じて脇机やデスクワゴンも活用!
デスクの形状に加え、脇机やデスクワゴンを活用することで、作業環境を一層向上させることが可能です。

脇机は、デスクの横に配置することで、手元に必要な書類や文房具をすぐに取り出せる便利な収納スペースを作り出します。必要なものが常に手の届く場所にあることで、作業の流れを中断することなく、効率的に業務を進めることができるでしょう。また、デスク上のスペースが広がり、複数のタスクを同時に進める際の利便性も高まります。

デスクワゴンは、移動可能な収納スペースとして便利です。例えば、プロジェクトに必要な資料や道具を一箇所にまとめておき、必要に応じてデスクワゴンごと移動することで、作業の効率を大幅に向上させることができます。オフィス内でのフレキシブルなレイアウト変更がある場合や、複数の作業エリアを行き来する必要がある場合におすすめです。

限られたスペースで作業を行う場合や、多くの資料や道具を扱う業務において、メインとなるオフィスデスクだけでは不便に感じてしまうこともあります。その場合には、これらのツールを活用し、より快適なオフィス環境を整えましょう。

【選び方その3】オフィスデスクのデザイン・色

オフィスデスクを選ぶときは、机のデザインや色にも注意してみましょう。シンプルで落ち着いたデザインや、オフィス全体のインテリアに統一感を持たせる色合いのデスクを選ぶと、オフィス全体が洗練された空間になります。

また、デザイン性の高いデスクは、社員のクリエイティビティを刺激することもあります。自社のブランドイメージやオフィスのコンセプトに合ったデザインや色を選ぶことで、職場環境がより魅力的になります。

オフィスデスクで行う作業・シーンによる選び方

オフィスデスクを選ぶときは、実際に行う作業や使用シーンを考慮することが重要です。作業内容に応じたデスクを選ぶことで、業務効率が大きく向上します。

ここでは、業務内容やシーン別に、おすすめのオフィスデスクを紹介します。

1.書類仕事に適したオフィスデスク

書類仕事が中心の場合、広い作業スペースと収納スペースが必要です。そのため、奥行と幅が十分にあるデスクを選ぶようにしましょう。

さらに、書類を整理するための収納がついたデスクが適しています。収納のない机を導入する場合は、必要に応じて袖机やデスクワゴンを検討しても良いでしょう。具体的にはシンプルで整理整頓がしやすい、平机や袖机がおすすめです。

2.パソコン作業に適したデスク

パソコン作業が中心の場合、モニターやキーボード、その他の機器を配置できるスペースが必要です。デスクの奥行が十分で、モニターを適切な距離に配置できるようなデスクが理想でしょう。

また、ケーブル管理がしやすいデスクや、昇降機能がついたデスクもパソコン作業に向いています。

3.会議室での使用に適したオフィスデスク

会議室で使用するデスクは、複数人が座れるサイズや形状が求められます。引き出しや収納があるタイプよりも、シンプルな平机が良いでしょう。

また、場合によっては折りたたみ式のデスクを検討するのもひとつの方法です。

さらに、移動が容易な可動デスクも、会議室での使用に適しています。
特に普段の業務場所と会議スペースが近い場合は、可動デスクを使うことで経費やスペースの削減ができます。

4.フリーアドレス環境に適したオフィスデスク

フリーアドレス環境では、デスクの柔軟性が求められます。
コンパクトで軽量なデスクや、簡単に移動できる可動デスクが適しています。

また、デスクの高さを調整できる昇降式デスクも、利用者の多様なニーズに応えることができるでしょう

5.テレワークに適したオフィスデスク

テレワークにおいては、自宅のスペースに合わせたコンパクトで機能的なデスクが求められます。合わせてパソコン作業が中心となるため、モニターやキーボードを配置できる十分なスペースがあることが重要です。

また、自宅のインテリアに馴染むデザインや色合いのデスクを選ぶことも、テレワーク環境を快適にするポイントといえます。

オフィスデスクの選び方でよくある失敗

オフィスデスクには、多くの選択肢がありますが、注意を怠ると選んだデスクが実際の業務に合わなかったり、職場環境に悪影響を及ぼす可能性があります。しっかりと用途や機能性を考えて、慎重に検討すべきです。

ここでは、オフィスデスク選びでよくある3つの失敗例と回避法を紹介します。

失敗その1 サイズを間違える

オフィスデスクを選ぶ際、最も多い失敗は、デスクのサイズを正確に測定せずに購入してしまうことです。

デスクが大きすぎると、オフィス内の動線を妨げたり、必要な収納スペースが確保できなくなったりする可能性があります。逆に、デスクが小さすぎると、作業スペースが不足し、業務効率が低下する恐れがあります。

特にオフィスのレイアウトや他の家具とのバランスを考慮せずにデスクを選ぶと、思わぬ不便さが生じかねません。

サイズの失敗を防ぐためには、購入前にオフィスのレイアウトを確認し、デスクの設置場所をきちんと測定することが重要です。そのうえで、デスク上で行う作業内容に応じて、必要な作業スペースを考えて購入しましょう。

失敗その2 形状が用途に合っていない

デスクの形状が作業内容に適していない場合、効率が大幅に低下することがあります。例えば、複数のモニターや書類を扱う作業の場合、平机ではスペースが不足し、快適な作業環境を整えられない可能性があるでしょう。

また、L字型デスクを選んだものの、実際にはそれほど多くの作業スペースが必要でなかったり、オフィスのレイアウトに適さなかったりする場合もあります。
このように、作業内容やオフィスのレイアウトを十分に考慮せずに形状を選ぶことは、長期的に見て非効率といえます。

そこで購入前には、自分の業務内容を詳細に分析し、必要なデスクの形状を決定することが重要です。オフィス全体のレイアウトも考慮し、他の家具や設備との相性も確認しましょう。

失敗その3 デザインや色にこだわりすぎる

デスクのデザインや色にこだわりすぎるあまり、実用性を見落としてしまうことも失敗としてよくあります。
デザインが優れていても、機能性が不足していると、日常の業務に支障をきたし、業務効率を低下させてしまう可能性があるでしょう。

さらに、デスクの色が他のオフィス家具や内装と調和しない場合、全体的な雰囲気を損ねてしまうことがあります。

オフィスデスクを選ぶ場合は、デザインや色だけでなく、デスクの機能性や使い勝手も重視して選ぶことが大切です。見た目にこだわる際には、他のオフィス家具との調和も考慮し、全体的なバランスを取るようにしましょう。

まとめ

オフィスデスクを選ぶ際は、サイズや形状、デザインを慎重に検討することが重要です。見た目や価格なども大切ですが、何よりも実用性を優先し、自分の作業内容やオフィス環境に合ったデスクを選ぶことで、長期的にみたときに、効率的で快適な作業空間を実現できます。

また、今回紹介したよくある失敗を参考にして、長く使える最適なデスクを見つけてくださいね。

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