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オフィスの配線、ゴチャゴチャしていませんか?整理するアイデアを紹介

2025-06-24
「なんだか最近、オフィスがゴチャゴチャして見えるな…」と感じたことはありませんか?
その原因のひとつに、配線の乱れがあるかもしれません。

パソコン、電話、プリンター、モニターと機器が増えるほど、コードやケーブルが増えます。それが床やデスクまわりに広がると、見た目だけでなく作業効率にも影響を及ぼしてしまうのです。

配線を整えることは「見た目の美しさ」だけでなく、「働きやすさ」や「安全性」にもつながります。配線整理というと大変だと感じてしまうかもしれませんが、大がかりな設備変更や高価なアイテムが必要なわけではありません。

この記事では、誰でもすぐに始められる配線整理のアイデアや、オフィス全体で取り組むためのポイントを紹介します。
まずは身の回りの配線をきれいに整えて、スッキリと整ったオフィス空間を目指してみませんか?
ぜひ最後までお読みください。



なぜオフィスの配線整理が大切なの?
オフィスの配線整理が重要な理由は、単に見た目をよくするためだけではありません。
コードが乱雑に散らばっていると、作業効率や安全性にまで悪影響を及ぼしかねないのです。

たとえば、足元に電源コードが無造作に伸びていれば、うっかり引っかかって転倒する可能性もあります。
また、複数のケーブルが絡まり合っていると、トラブルが起きたときにどの線がどの機器につながっているのかわかりにくく、対応に時間がかかることもあるでしょう。

さらに、ホコリがたまりやすい配線周りは、火災の原因になることも。特に電源タップやアダプター周辺は熱がこもりやすく、長時間放置すると危険です。

一方で、整理された配線は見た目がキレイで、来客や取引先に対してよい印象を与える効果もあります。
小さなことのように思えますが、オフィスの環境づくりにおける配線の整理は、意外にも大きな役割を担っているのです。



配線がゴチャゴチャする原因

オフィスの配線が乱れてしまうのには、いくつか原因があります。
最初は整っていたはずの配線も、日々の業務の中で少しずつ乱れていくのです。

ここでは、よくある原因を整理してみましょう。

パソコンや機器が増え続けている

業務に必要な機器が増えるたびに、配線も増えていきます。
パソコン本体だけでなく、モニターやプリンター、スピーカー、電話など、それぞれに電源コードや接続ケーブルが必要です。

導入時には整えていた配線も、台数が増えると整理しきれなくなってしまうことも多く、その結果配線がゴチャゴチャになってしまいます。

使いやすさ重視で仮置きしたままになっている

急いで設置した機器のコードを「とりあえずこのへんで」と仮置きしたまま、後で整理しようと思いながら、そのまま忘れてしまうケースはよくあります。
特に業務が立て込んでいたり、レイアウト変更の直後などは配線の整備が後回しになりがちです。

こうした「とりあえず配線」が少しずつ増えていくと、やがて配線が複雑に絡み合い、どのコードが何に接続されているのかわからなくなってしまいます。

コンセントの位置が使いづらい

オフィスのレイアウトによっては、必要な場所にちょうどいい位置に電源コンセントがないというケースは少なくありません。そのため、遠くの壁際から延長コードを引っ張ってきて、デスクや機器の近くまで電源を確保することになります。

一時的な対応のつもりでも、そのまま使い続けてしまうと、床を這うケーブルがどんどん増えてしまいます。結果として、タコ足配線やコードの交差が当たり前になり、見た目が悪くなるだけでなく、つまずきによる転倒やショートといった事故のリスクも高まります。

誰がどう配線したかわからなくなっている

オフィスでは、部署やチームごとに機器の設置や追加を行うことがあり、配線の管理が属人的になりがちです。
担当者が変わったり、誰かがこっそり機器を増設したりすると、いつの間にか「このコード、何のもの?」「どこにつながっているの?」という状態になってしまいます。

配線の引き方やコードの処理にルールがないまま増設を繰り返すと、全体像が把握できなくなり、整理のしようもなくなってしまいます。
トラブルが起きたときにも、原因を特定するのに時間がかかり、業務への影響も大きくなるでしょう。



配線を整理するメリット
配線の整理というと、見た目がスッキリするだけと思われがちですが、実際にはそれ以上のメリットがあります。

ここでは、配線整理がもたらす代表的なメリットをご紹介します。

作業効率がアップする

配線が整っていると、機器の入れ替えやトラブル対応の際に、どのケーブルがどこにつながっているか一目でわかります。

無駄な確認作業が減るため、業務がスムーズに進み、時間の節約にもつながります。特にIT機器を多く使う現場では、その効果が大きく感じられるはずです。

トラブルの早期発見・対応がしやすくなる

配線が混雑していると、異常が起きたときに原因の特定に時間がかかってしまいます。

コードが整理されていれば、緩みや断線などの異変にすぐ気づくことができ、迅速な対応が可能です。
日常的な点検や清掃も行いやすくなり、機器の寿命を延ばす効果も期待できるでしょう。

清掃しやすく衛生的になる

ケーブルが散らかっていると、床やデスク周りにホコリがたまりやすくなります。
しかし、配線が整っていれば清掃の手間も減り、衛生面でも安心です。

特に共有スペースでは、常に清潔感のある状態を保つことが、社員の快適さや来客への印象にもつながります。

職場全体がスッキリして印象がよくなる

見た目が整理されたオフィスは、社内外の印象がよくなります。

社員にとっても気持ちよく仕事ができる空間が整うことで、モチベーションも向上するでしょう。整った空間は信頼感を与える要素のひとつといえます。


今すぐできる!簡単な配線整理アイデア

配線整理には専門的な知識が必要と感じる方もいるかもしれません。
しかし、実際は特別なスキルがなくても始められるアイデアがたくさんあります。

ここでは、今日からでもすぐに取り入れられる手軽な整理方法を紹介します。

結束バンドやケーブルタイで束ねる

まず取り入れやすいのが、使用していないケーブルをまとめる方法です。
結束バンドやマジックテープタイプのケーブルタイを使えば、ばらばらになりがちな配線をひとつにまとめられます。デスクの下や床に這うコードをすっきりさせるだけでも、大きく印象は変わります。

ただし、通電中のケーブルは密に束ねることで発熱しやすくなり、火災や劣化の原因になることも。基本的には使用していないコードのみをまとめるようにしましょう。

ケーブルボックスで電源タップを隠す

電源タップまわりは配線が集中しやすい場所です。
専用のケーブルボックスを使えば、電源タップごとスッキリ収納できます。

また、見た目がよくなるだけでなく、ホコリがたまるのも防げるので衛生的です。

デスク裏に配線トレイを取り付ける

床にコードを這わせるのではなく、デスクの裏に配線トレイを取り付けることで、目に見える場所から配線を隠すことができます。
特にノートパソコンの電源やモニターのケーブルなど、使用頻度の高い配線におすすめします。

DIY感覚で取り付けられるタイプもあり、自宅オフィスなどにも導入しやすい方法です。

ラベルを貼ってわかりやすくする

配線が複雑になると、このコードは何の機器につながっているのか迷うことがあります。
そんなときは、ケーブルにラベルを貼っておくと一目で判別できて便利です。

色付きのテープや市販のタグなど、工夫次第でさらに見やすくなるでしょう。

無線化できるものはワイヤレスに切り替える

すべての配線を整理するのは難しくても、無線化できる部分を見直すだけで、配線の数を大幅に減らすことができます。

たとえば、マウスやキーボード、プリンターなどを無線対応の機器に切り替えることで、デスク周りがすっきりします。



配線をスッキリ見せるオフィスレイアウトの工夫

配線整理はアイテムで工夫するだけでなく、レイアウトの工夫でも大きな効果が得られます。
オフィスの配置や導線を見直すことで、配線が目立たない環境をつくることができるのです。

ここでは、配線をスッキリ見せるために、オフィスレイアウトのポイントを紹介します。

配線の集まる場所を集中させる

電源タップやルーターなど、配線が集中する場所をバラバラに設置してしまうと、どうしても配線が広範囲に広がってしまいます。

できるだけ一か所にまとめるような配置にすることで、配線の露出を最小限に抑えることができます。
特に、壁際やデスク下など、見えにくい位置を意識して集約すると効果的です。

デスクの配置を壁側に寄せる

デスクを壁側に寄せることで、配線が自然と壁沿いにまとめられ、床を這うコードが減ります。
また、電源コンセントも壁際に多いため、延長コードの使用も最小限に抑えることができるでしょう。

スペースに余裕があれば、棚やパーテーションでコードを目隠しすることも可能です。

天井や床下の配線経路を活用する

オフィスによっては、床下や天井に配線を通す空間(OAフロアや配線ダクト)が設けられている場合もあります。
こうした構造を活かせば、目に見える場所に配線を露出させずに済みます。

新しくレイアウトを考える際には、こうした設備の有無も確認しておくとよいでしょう。

配線ルートを事前に想定してレイアウトを決める

家具やデスクの配置を決めるとき、つい見た目や動線ばかりに目が行きがちですが、配線ルートもあわせて検討しておくと、後々の整理が楽になります。

たとえば、プリンターや複合機など電源やネットワークが必要な機器は、最初からコンセントの近くに配置するだけでも、配線の乱れを抑えることができます。



まとめ
オフィスの配線整理は、見た目の美しさだけでなく、安全性や業務効率の向上にもつながる大切な取り組みです。
配線がゴチャゴチャしている原因を知り、ちょっとしたアイデアや工夫を取り入れるだけでも、スッキリとした職場環境をつくることができます。

結束バンドやケーブルボックスの活用、無線化、そしてレイアウトの工夫など、どれもすぐに始められる方法ばかりです。
大がかりなリニューアルをしなくても、配線整理は日々の積み重ねが大切になります。

働きやすい環境は、生産性やチームの士気にも大きく影響します。
ぜひこの機会に、身のまわりの配線を見直して、快適でスマートなオフィスを目指しましょう。

ジャパンニューハンではお客様に合わせ、オフィスに関する悩みの改善策をご提案いたします。
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